日野リエッセに乗ってみよう&運転してみよう
トナカイレンタカー編

こちらのリエッセは川崎市にあるトナカイレンタカー殿の所有です。
外見はもちろん、内装もかなり手を入れており、市中の大型貸切バスにひけをとらない豪華な設備が自慢です。
今回、そのバスに乗車&運転できる機会に恵まれましたのでご紹介します。
以前紹介したリエッセと比較しながらご覧頂ければと思います。


バスも温泉で一休み〜♪
福島県湯本温泉にて

   


外観ですが、まず目に付くのは側窓が全て固定窓となっていることでしょうか?
さすがに窓が一回り大きく見え、高級感が漂っていますね。
カラーリングもカタログカラーではなく、オリジナルの専用カラー(トナカイレンタカー共通のカラーリング)となっています。
正面バンパー部右下にある乗降ドア操作用の蓋にも鍵がついており、防犯対策はバッチリです。
もちろん首都圏の環境規制にも合致しており、ステッカーも掲出されています。


稲毛通り
と言っても千葉ではありません、念のため

こちらが運転席。
3速オートマチック車で、乗用車と同じタイプのセレクターレバーとなっていますが、何故かPレンジがありません。ちなみにサイドブレーキを引いたままセレクターレバーをDレンジに入れると警報ブザーが鳴動します。
このバス、リエッセのはずですが、何故かハンドル部ホーンカバーにはトヨタのエンブレムとなっています。車体の名盤は日野になっていますので、リエッセには間違いないと思うのですが・・・
誰かがシャレで交換したのでしょうか!?
車両の銘板は一般のバスと同じ乗降ドア前方に貼付してあります。
コースターRの場合はここの表示は「トヨタ自動車」になるのでしょうか???
ルームミラー
大型のタイプが装着されています。
このミラーは通常平面鏡が多いのですが、このバスは上下左右共に広視界が得られる曲面鏡となっています。
バスの車内隅々まで見渡せるのはいいのですが、車両をバックさせる際にはあまり役には立ちません。もっとも、バックアイカメラが装着されていますので問題はありませんが。
このバスの乗降ドアスイッチは、運転席インパネ右下に付いています。デフォルトは運転席側窓下のスイッチボックスなのですが。でもこの位置のほうがガイド席からも操作できるので、このような観光・貸切で動かす場合には便利かもしれません。
インパネ右側下には暖気スイッチ、スロットル(エンジン回転調節用)、100V電源のスイッチが備わっています。
このバス、24Vから家庭用電源100Vを生みだすインバータが設置されており、運転席後ろにコンセントがありました。
運転席左側には上部に液晶モニター、中央部にDVDデッキ、その下にラジオ・カセット・TVチューナ等のオーディオ機器がビルトインされています。
その左側の蓋の中にはVHSビデオデッキが収納されています。

エアコンは強制換気機能付きのフルオートエアコンが装備されています。
操作部は運転席窓下のスイッチ部の更に下、一部凹部を設けて取り付いています。
(マニュアルエアコンの場合は運転席インパネ部右側にスイッチがあります)
非常に便利&高級なデザイン(大型観光バスと同じ造作)をしているのですが、操作方法がいまひとつ理解できず、扱いに苦労しました(汗)
 
このバスには補助席がない代わりに運転席脇にガイド席が設けられています。
そのため、運転席仕切が非常に高く壁のようにそびえています。
運転席に座るとわかりますが、右側側方の直接視界はかなり制約されますので、左折・進路変更の際は注意が必要です。
また、ガイド席の造作は大型観光バスと遜色ありませんが、やはり通路幅が狭い分、座ってみると窮屈な印象を受けます。特に肩幅の部分は小柄な私でも余裕がないほどでした。
その代わり足元は広々、視界も充分得られますが・・・
運転席窓下のスイッチボックスはイルミ照明付きで、夜間でも操作に手惑うことはありませんでした。
なお、室内灯シャンデリア・柱灯の照度調節つまみと換気扇の操作スイッチが増設されています。
運転席サンバイザーは、デフォルトの布地タイプではなく、アクリル製の反転、側窓移動可能なタイプが設置されています。サンバイザーを根元から90度動かして側窓部分に動かせるので、客席からの視界を遮らず、良好な視界を得られます。
ただ、個人的にはもう少し色を濃くしてもよいのではないかとは思いましたが・・・
正面右側にはサンバイザーの代わりに貸切バスでは必須アイテムであるオーナーズボードが設置されています。
ここにツアー名などを入れますと、俄然観光バスらしくなりますね。
このバスには後付かと思いますが、カーナビとDVDが装備されています。
運転席に座ると左右に画面モニターがあります。
右側のモニターはカーナビ画面専用ですが、左側のモニターはカーナビ、バックアイカメラ、DVDと切り替えることができます。
なお、このモニターは車両前方ブラウン管ならびに車両中央部の液晶モニターと同じ画像を映し出します。

こちらは車内。
室内灯は蛍光灯(ラインタイプ)からシャンデリアに変更され、更に柱灯が増設されています。
白熱電球なので、運転席のボリュームスイッチで照度の調整が可能です。
本を読めないほどではないのですが、やはり蛍光灯に比べるとちょっと暗いですね。
 
座席はフリーストップタイプのリクライニングシートで、オリジナルの座席に比べリクライニングの角度が若干深くなっているような気がします。
座席床面は通路面に比べ1段高くなっています。
補助席はありませんので、このタイプの車両としては通路も広くなっています。
ただ、窓側には肘掛はありませんし、2人掛けの間にも肘掛はありません。
窓框が若干高くなっているため、肘掛として使うにはちょっと不便ですし、窓下の視界はあまり効かないです。個人的にはもう少し座面を上げるか窓下辺を下げると開放的になるかと思うのですが・・・
  
個人的インプレッション
 
(※三菱ローザを運転する機会が多いので、必然的にそれとの比較となります、御容赦ください。)
さて、久しぶりにリエッセを運転してみましたが、案外ハンドルの遊びが大きいこと、それに伴うこととホイールベース間が短いことが影響するのか、横風に流されやすい印象を受けました。
オートマチック3速ということで、若干の変速ショックの大きさと、意するところと違うところで変速することがあり、若干の違和感を覚えました。(このあたりは乗り慣れれば気にならないのでしょうけど)
ただ、排気量(パワー)はあるので、高速道路の上り坂であっても登坂車線に入らずも充分流れに乗ることができました。
サスペンションはさすがにエアサスということもあり、柔らかい乗り心地でした。が、前輪は車軸タイプのエアサスのため、道路の細かい凸凹に反応しやすいような気がしました。
客室ですが、こちらは天井高さがたっぷりあり、上方の開放感はこのクラスのバスではトップクラスかと思います。また、6列シートということで、このバス標準の7列に比べるとさすがに足元に余裕がありました。
ただ、上記にも書きましたが、側窓が座席に対して高い位置にあり、側方下面の視界がイマイチで、押し込められている印象を受けました。

新常磐交通の車庫にて
新旧並びのツーショット

しかし、これだけの装備を施したバスを気軽にレンタルできる・・・ありがたいことですね。
個人的にはマニュアルのリエッセも装備して欲しいなぁと思うのですが、
トナカイレンタカーさん、是非御検討をお願いしま〜す。

トナカイレンタリースのホームページはこちらです。


 

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